カサブランカについていろいろ
カサブランカといえば、「君の瞳に乾杯」と名曲「時の過ぎゆくまま…」
映画「カサブランカ」の挿入歌。
「As Time Goes By」
大好きです。映画の中のものでなく、オリジナルの曲が入ったCDを昔買って、今も大事に聴いてます。
CDって、ホント便利だな。
それとは別に「カサブランカ」という曲があって。
子供の頃大好きだった岩舘真理子さんの漫画の中に、主人公が「最近お隣の部屋からよく聴こえてくる唄」って言ってたのが「カサブランカ」(洋楽)でして。
主人公がレコード屋の前を通ったらこの曲が流れていて、気になっていた曲だから買うわけです。
主人公は家に帰って歌詞を見て「カサブランカを見ながら、君に恋をした…かぁ。ラブソングだったのね」と。
カサブランカを見ながら、君に恋をした
なんて素敵!
きっといい曲に違いない!って思って。
(バーティー・ヒギンズという人が歌ってました)
昔はネットもなかったし、郷里は田舎ですので町のレコード屋さんではそんなオシャレな洋盤は流通していなかったのです。
どんな曲か聴く機会はなかったけど
カサブランカを見ながら、君に恋をした
歌詞はずっと覚えてました。
東京に住み始めた頃、巣鴨のCDショップ(巣鴨は学校の途中。もうその頃レコード屋はCDショップというものに替わっていた!)で見つけました。
バーティー・ヒギンズ。
もちろん、買いましたよ。
どんな曲だろう。
カサブランカを見ながら、君に恋をした
って。
結果ですね…
知ってる曲でした。
郷ひろみがカバーしていた曲だったんですね。
「哀愁のカサブランカ」だったかな。
郷ひろみの歌詞にはカサブランカは出てこないけど、ちょっとイメージと違っていてガッカリしました。
私の中では郷ひろみのイメージが強すぎて、イメージしていたカサブランカを…に合わなかったのです。
その頃私の中では、郷ひろみは歌謡曲とかムード歌謡とかそういったジャンルと思っていたので、あれ?なんか違うって。
だいぶ大人になった今、バーティー・ヒギンズの曲も郷ひろみもいいなぁと思うけど、知らなくていろいろ憧れを募らせていたままでも良かったな。
夢は夢のままが良い時もあるよね。