わたしの時間

自由きままに、役立たないことを 私の懐メロについてのお話が増えて参りました

Unlucky Theater

高校のリーダーの教科書で読んだ英語の小説です。

また改めて読みたいのですが、教科書はすでに処分しましたし誰の作品かも分からないので探しようがありません。


タイトルの和訳もわかんないや。

古い劇場を買い取ることになった主人公。
大分前に閉鎖され、買い手もなく古びてしまった。

ある夜仕事で劇場を訪れると…明るい?
なにか舞台で演じられている様子。

なぜ?何が怒っている?とドアから覗くと、どうやらクライマックス・シーン。

舞台の上では、俳優が二人、女優をはさみにらみあっている。
漂う緊張感。
そして…一人がピピストルを持ち出し相手に向かい一発…!

倒れる俳優…流れる血…
沸き上がる観客、大歓声。

迫真の演技

がしかし、ドアからよく見ると!観客も舞台の俳優たちも皆ガイコツ!ガイコツたちの舞台演劇だ!

おそろしくなり、あわてて逃げ出す新支配人。


実は以前その劇場では、同じ劇団の女優である妻と同僚の俳優が浮気していることを知った俳優が、舞台のさなかに相手を殺すシーンで本物のピストルを使い二人を殺してしまった。

という出来事があったそうな。

それ以来、何度も持ち主が変わっても悪い噂がたち売りに出されている…


と知らされたのであった。


というようなお話でした。
30年前の高校英語の教科書。